
信頼できるパートナーと歩む医院継承と開業の道
友情で結ばれるパートナーシップ
森井眼科医院の森井先生が、医院開業当初に抱えていた不満。それは、大手ディーラーの担当者が次々と変わること、そして「医院のため」ではなく「売上のため」に動いているように感じた点にありました。「機械が壊れたので直してほしいと頼むと、すぐに新しい機械の見積もりが出てくる。もちろん、新しいものを導入することも一つの方法ですが、他に選択肢を探してみる姿勢がないと、こちらとしても納得できません。」医院にとって本当に必要なのは、大きな会社や有名なブランドではなく、親身に寄り添い、課題を解決するために共に考えてくれる存在。森井先生は、「次に頼むならどこか」と考えた際、ふと浮かんだのが研修医時代から親交のあったアローズの岩永さんでした。
森井先生がアローズに全幅の信頼を寄せるきっかけとなったのは、勤務医時代に経験したある出来事でした。「夜中に、眼球に突き刺さった鉄の塊を除去する緊急手術が発生しました。その手術には大きな磁石が必要だったのですが、病院にはその装置がなかったんです。」時間が迫る中、森井先生は岩永さんに連絡を取り、状況を説明しました。すると、岩永さんは即座に「分かりました、何とかします」と応じ、深夜2時には磁石を持って病院に駆けつけてくれたのです。「そのおかげで手術を再開することができ、患者さんの命を救うことができました。本当に頼れる人だと心から感じましたね。」この出来事は、岩永さんが困難な状況でも全力で対応しようとする姿勢を象徴しています。森井先生にとって、それは単なる業務の枠を超えた「人」としての信頼を築くきっかけとなった瞬間でした。
そんな岩永さんへの信頼が、新病院の立ち上げで再びアローズを選ぶ決定打となりました。「普通なら、無理な依頼だと断られたり、時間帯によっては電話に出ない業者も多いです。でも、アローズさんは違います。『できる』『できない』ではなく、『何とかしたい』という気持ちが伝わるんです。」商業取引において「信頼」は何より重要だと森井先生は語ります。「ビジネスである以上、利益を出さなければならないことは理解しています。それでも、ただ安い見積もりを取って買い叩いていては、本当に深い繋がりは生まれません。僕は『この人は信頼できる』と思えたら任せます。アローズさんとは言うなれば『友情に近い』関係です。」時には「なんでこんな高いねん!」と言いながらも(笑)、結果的にその信頼に応えている。それが、森井先生にとってのアローズとの付き合いです。
これからも、医療と社会を繋ぐ架け橋としての役割を果たしてほしいですね。アローズさんの『困っている先生をなんとかしたい』という姿勢に共感する若い人たちが、これからどんどん入ってきてくれることを期待しています。ディーラーと我々医師は、共に歳を重ねていきます。それでも、一緒に医療という仕事に長く携われることは、本当に大きな遣り甲斐もあって、素晴らしいことだと思います。