過去、眼科ディーラーにどんなご不満をお持ちでしたか？

「開業当初は大手の有名な会社と取引していたんですが、担当者がコロコロ変わるんですよ。 確かにこの業界は厳しくて、10人いて3人残るかどうか。それに”医院のため”ではなく明らかに”売上のため”に進めてるなと感じたんですよね。 この機械が壊れたから直して欲しいと頼んだら、すぐ新しい機械の見積が出てくる。 そこはポーズでもいいから他の手を探すとかして、万策尽きたのであればこちらも納得できるじゃないですか。でもそれが無い。
僕としては（取引する）会社の大きい小さいは関係無くて、患者さんに対してもそうですがインファイトのボクサーみたいに中に入っていくタイプ 。そこでさあ次どうしようとなった時に思い浮かんだのが岩永社長のアローズさんでした。」

岩永との間にエピソードがおありだとか。

「岩永さんとは研修医時代から親交があって、ああ良いおっちゃんやなという印象は持っていました。
僕の以前の勤務先で、夜中に眼球に突き刺さった鉄の塊を抜くっていう緊急手術があって。大きな磁石で引っ張らないと抜けないのに、 病院にその磁石が無かった。そこで岩永さんに電話したら「分かりました、何とかします」って、 日付変わって2時頃に磁石を持って飛んできてくれて手術を再開できたんです。この人は信頼できる、と思いましたね。」